電子機器開発のための試作

電子機器開発を行うときには何度かの試作を繰り返して商品化に繋げます。まず、顧客のニーズを集めて顧客の要求事項とします。すべての要求を満たすことは困難なため、どの要求事項が実現可能かを検討する必要があります。そのため部分的に確認するための機能モデルを製作します。

これが電子機器開発で行う最初の試作になります。この結果により決定した設計仕様に従ってプロジェクトを進めます。次に技術試作を製作します。これは設計仕様のうちデザインなどの動作に関係ないものを省いて動作が確認できるモデルを製作し、方向性を確認するものです。ここで設計の妥当性確認を行い、修正が必要な部分を見つけ出します。

技術的に全てが実現可能と判断したら、商品化に向けてデザインを含んだ設計を行います。このデザインには、見た目の他に熱分布やノイズ対策などの電子機器に悪影響を及ぼすような要素を最低限までに抑えることも検討しながら進めます。最終的に商品化試作を行い、量産化に向けて問題がないかを確認します。

設計検証といわれるもので、最初に設定した設計仕様を満たしているかをチェックします。このようにして、何度かの試作を繰り返して電子機器開発は進められます。最近では、商品化試作の前にシミュレーションによってある程度まで問題点を洗い出すことも行われています。こうして製品化が行われ、出荷されます。また、商品化が終了ではなく、常に改良を検討しながら製品の改善を行います。

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