電子機器開発はシミュレーション

物を開発するときには、試作品などを作って設計の検証を行います。試作品の製作は、数量が限られているため高額な費用が発生します。そのため、何度もできるわけではありません。電子機器開発においても試作は重要ですが、シミュレーションによってほとんどの部分を確認することができます。

電子パーツの種類や配置は電子機器開発において重要な工程です。何も考えずに選択、配置することでさまざまなリスクが生じます。特に小型化する場合には、熱やノイズに注意する必要があります。電子機器開発に使えるシミュレーションとして、基板の配線があります。基板は、金属による導電体の部分と絶縁体を合わせて板状にしたものです。

小型化によって基板は1枚に見えても何枚もが重なった多層構造になっています。外側からではどの接点がどこに繋がっているかは確認できません。そのため設計時に接点から接点までの繋がり方をシミュレーションすることができます。繋がってはいけない部分や繋がっている必要がある場所などを確認することができます。

また、電子パーツの配置によって発生する熱をシミュレーションすることもできます。熱が一箇所にたまらないように熱源を分散する必要があります。ノイズについてもシミュレーションする必要があります。ノイズの原因となる電磁波は基板のパターンによって改善することができます。シミュレーションによって、できる限り確認を行い最終的に試作することでコストを抑えることができます。

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