コントロールセンタ導入時に注意したいこと

会社のプラントなどを制御する際に、近年ではコントロールセンタを利用することが増えています。従来の配電盤に比べきめ細かい制御ができることや、プラントをユニット単位でコントロールできることから異常が発生したプラントだけを切り離し、その他のプラントを稼働させることができるなど、問題発生時にその影響を必要最小限に止めることができる様々な機能が盛り込まれているため、生産性向上に大きく役立つのがその理由です。

近年は多くのプラントがコンピュータシステムによる制御が中心となり、従来の制御盤のような電源管理だけではきめ細かい制御ができないようになっています。

コントロールセンタはプラントのコンピューターの制御値を読み取り、適正な制御を行う上では必要不可欠なものとなっています。従来の配電盤ではこのきめ細かな制御が不可能であるため、近代的なプラントの制御には追従できない問題点がありました。

しかし、コントロールセンタを導入する際には、複雑なきめ細かい制御の機能だけにとらわれず、誰でも簡単に制御できる機能があるかどうかを十分に確認する必要があります。

プラントに異常が発生したときに熟練者でなくてもしっかりと停止をさせることができる機能を備えていないと、異常発生時の一次対処が適切に行えない危険があるためです。

従来の配電盤はその操作機能が非常にシンプルであり、熟練者でなくても手順通りに操作を行えば安全に操作できると言うメリットがあり、このメリットを継承したコントロールセンタを選ぶことが重要です。

コントロールセンターで効率的に切り替えを行う

スマートフォンやタブレットでは、スワイプを行う事で、画面上部などからアイコンで表示されたコントロールセンターと呼ばれる機能が使えます。

コントロールセンターには、音量調節用のボリュームやWi-Fi・Bluetoothなどのオンオフ機能、機内モード、画面の自動回転機能などが搭載されています。

画面の自動回転機能は、普段縦方向に使っているスマートフォンやタブレットを動画やゲームがより大きく見易いように表示させる事が出来るように、端末を傾ける事でディスプレイの表示を横向きにする事が可能です。

Wi-FiやBluetoothのオンオフ機能は、必要な時に使えるようにするのに役立つ機能であり、設定画面をわざわざ開かなくても、Wi-FiやBluetoothを必要に応じて切り替えが出来る物です。機内モードは、データ通信やWi-Fi・Bluetoothを直ぐにオンオフさせる事が可能な機能です。

飛行機などに搭乗しますと、携帯電話の電源を切る事が促される事が多々ありますが、機内モードを使う事で直ぐに全ての通信機能をオフさせる事が可能です。

コントロールセンターを活用すれば、切り替えを効率的に行なえ、スマートフォンやタブレットで頻繁に使う機能を自在に操る事が出来ます。国内では公衆無線LANなどがありますので、Wi-Fi機能を使えば、データ通信の容量を節約する事が出来るでしょう。

快適な環境を構築するには、コントロールセンターの使いこなしが重要です。

制御盤とはなにか その設置目的

「制御盤」は、工場などにある生産ラインや事務所などの空調など、それらを動作させたり制御するための各種電気機器を1箇所に集めて収めた箱のことです。

この制御盤表面は動作状況を示す、パイロットランプ、電流・電圧計などのメーター、スイッチ、タッチパネルなどが取り付いていて、機械や生産ラインの動作を一括操作できるようになっています。制御盤は開閉扉で開け閉めできるような構造であることが多く、扉を開けると中には、リレー、ブレーカー、シーケンサーなどの各種制御機器が納められています。

このように制御機器を1箇所にまとめて操作できるようにすることや、熱、ホコリ、ゴミ、湿気などから精密にできている制御機器を保護することが制御盤の主な設置目的です。生産現場などでは、高温になったり、ホコリが無数に舞っていたりする、人に悪影響を及ぼす危険なところがいくつか存在します。

そのようなところに人が立ち入らず、安全に機械や生産ラインを操作させるために、離れた箇所に設置することが多いです。制御盤は、設置してそのままメンテナンスフリーというわけではなく、日にちが経つと、ホコリが溜まったり、異物が侵入してきたり、また各部が経年劣化したりしますので定期的な点検・メンテナンスを行わなければなりません。

リレーだと、その取り付け具合のチェック、端子類の異物の有無チェック、配線類の被覆チェックなど点検する項目は多数あります。それから、内部は高温になることも多いため、放熱のためのファンが設けられていることがあります。

このファンが正常に動作するかどうかも常にチェックしておく必要があります。定期的に点検・メンテナンスを行うと、寿命が延び、結果的に制御機器の安定稼動につながります。

全ての機能の設定を管理出来るコントロールセンター

近年のオペレーティングシステムは非常に高機能で多彩ですので、コントロールセンターという機能が備わっています。
このコントロールセンターでは、パソコンの場合は輝度調整やキーボードの設定、ディスプレイの調整などが行えます。

スマートフォンやタブレットの場合は、上部からスワイプする事でアクセスする事ができ、Wi-FiやBluetoothのオンオフ、機内モードのオンオフ、テザリングのオンオフなどが行えます。

コントロールセンターを使いこなす事で、オペレーティングシステムをユーザーが使っている端末のスペックに合わせて各種機能を最適化させていく事が可能です。スマートフォンやタブレットやノートパソコンは、バッテリー駆動の為、省電力機能が強力に働いた方が持ち運び時のバッテリー消費を最低限にする事が出来ますので利便性が高まります。

省電力化させるには、ディスプレイの輝度調整や自動的に一定の時間端末を操作していない状態でディスプレイや端末がオフにするといった事を行わなければいけません。コントロールセンターは省電力化が行える項目にアクセスする事が出来ますので、ユーザーは手軽に設定の変更が出来ます。

オペレーティングシステムは、設定次第でパソコンでもモバイル端末でも使い勝手が変わってきます。コントロールセンターを活用する事で、ユーザーの好みに合わせてオペレーティングシステムをある程度好きなようにアレンジする事が出来たり、使いたい機能を直ぐに使えたり出来ます。

制御盤の役割とIoTへの対応

電気制御は製造業での組立ライン、食品業での仕分装置、農業での選別機械など様々な分野で応用されています。制御盤は電気制御に必要となる電源機器、分配器、ブレーカ、コントローラなどを内蔵した箱を指します。

前面にメーターやスイッチを取り付けて装置や生産ラインを操作・監視する機能を有する盤もあります。入力としてセンサやスイッチなど入力機器からの信号、出力としてモーターやヒーターなど出力機器への信号があり、制御盤は入力信号を処理し出力信号に変換し装置を制御する役割を担います。

その他の機能として交流/直流変換による直流電源の機器への供給、製造データをパネルに表示し稼働状況を表示することなどがあげられます。構造はステンレスまたはプラスチック製外箱内の中板に電源やコントローラなどの機器がビス止めされ、機器間は交流、直流で分けて配線されます。

主な線材は交流ラインには線種KIVで太さ0.75SQを直流ラインには線種KVで太さ0.5SQを使用します。外部のセンサやモーターなどの入出力機器とは端子台を介して配線されます。

省力化、小型化への対応としてビス止めせずに配線できる端子台やリモートI/Oを使ったリンク通信による入出力があります。今後M2Mを実現するために温度、湿度などの環境データや稼働状況、自己診断などの状況データを送信し、管理システムによる遠隔制御を受ける機能が装置に付加されます。

また無線ネットワーク環境で装置間のデータ交換を行い、交換されたデータを基に入出力機器を制御する機能も必要となります。これらを解決するために入出力データを制御する制御盤のスマート化は必須と言えます。

家庭で見ることができる一例として太陽光発電のパワーコンディショナーがありますが、今後IoTの発達により、窓やドアの開閉など電気制御が必要な機器とのインターフェイスとして制御盤が設置されることが予想されます。

制御盤とはどのような物か

制御盤とは、主にモーターなどの電気機器や製造ラインを制御するためのブレーカーやスイッチ、その他の制御機器や継電器などが取り付けられたもので、白い箱の中に収められている場合が多いものです。

工場などで物を製造したり生産する場合には物を作るための設備が必要になりますが、それらのブレーカーやスイッチや配線の接続部が露出していると、ゴミやほこりなどによる出火火災や人が誤って触れて感電事故につながる恐れもありますし、作業場所から離れた位置で一括して電動の製造機器を制御できた方が都合がいいので製造機器や設備の制御をつかさどる部分を一つの箱に収めて集中管理できるようにしているのです。

事務所などにおいても、蛍光灯などの電気設備やエアコン等の空調設備などのブレーカーを一括して一つの白い箱に収められている場合もあります。

一般的に、電灯設備などに関しては百ボルト電源ではあるもののエアコンでは二百ボルト、生産工場の大型のモーターや電気設備に関しては四百ボルト以上の電圧が必要となる設備がある為に、電気に関する資格を持たない人や責任者以外の人が触ったりできないように制御盤が収められた箱には鍵がかけられるようになっていますので、一般的にはどのような物があるのか見たことが無い人がほとんどだと思います。

わかりやすいイメージとしては、パソコンやテレビなどの中に収められている基盤の緑の板を外して大きな電圧や電流に耐えられる部品同士を電線でつないで箱の中に収めたものが制御盤だということです。

制御盤が必要である理由

仕事では、一つのことをするだけでもコンピュータ、プリンタ、シュレッダーなど多くの機器を必要とします。それぞれは別々の操作パネル、表示を持っているため何か知りたい情報や操作したいことがあればそこに行かなければできません。

同じフロア内であれば少し歩けば良いだけなので効率に影響を与える割合は小さくてすみます。製造所やビルなど設置場所が離れていて、いちいちその場所まで見に行くのが大変な場合、便利なのが制御盤です。

電源の入り切りや受電ランプ、起動スイッチ、エラー表示などが一箇所に集約されていれば、そこを見るだけで状況を把握することができます。もし問題が発生しても走り回ることが少なくなります。それが制御盤を使うメリットの一つです。

そのほかにも装置を動かす場所に行けないような時にも制御盤が必要になります。例えば水中で動作するような設備や動作時に放射線を発するような装置、高温で近づけないような環境で使われる装置などを一括管理できるメリットがあります。

制御盤を使いやすくするには、どのような操作が必要か、また何を知ることができれば対応を判断できるかなどを検討して設計する必要があります。

現場に行かなければどうしようもできないトラブルでも、そのトラブルが発生してることがわかるだけで必要な工具や人員を揃えることができます。その機能を外して運用すると言う判断もすることができます。制御盤によって効率的な運用を継続することができます。